「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャーと「葬送のフリーレン」のフリーレンを演じている声優さんが同じ人だとお気づきですか？
この全く違うキャラクターを演じているのは「憑依型の天才声優」ともいわれる種崎敦美さんです。
そこで今回は、彼女の演技力がどれくらいすごいのか紹介します。
アーニャとフリーレンの声は種崎敦美！
種崎敦美が演じるアーニャとフリーレン
種崎敦美さんは、アニメ「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャーと、アニメ「葬送のフリーレン」で主役のエルフ・フリーレンを演じています。
種﨑 敦美（たねざき あつみ）
種崎敦美
- 生年月日：9月27日
- 出身地：大分県
- 身長：157㎝
- 血液型：A型
- 職業：声優
- 所属事務所：東京俳優生活協同組合
- 声優活動開始：アニメ2012年頃～（ゲームは2008年頃～）
第14回声優アワード 助演女優賞受賞
第17回声優アワード 主演声優賞・助演声優賞をW受賞
この2つの大人気アニメ作品の主要キャラクターを同じ声優さんが演じていることに、視聴者は驚きを隠せなかったようです。
え、葬送のフリーレンのフリーレンの声優さん、アーニャ役の人だったのか…声優さんすご…✨✨
— ハシピロコ (@Shoebill_a) April 2, 2024
フリーレンの人、アーニャやってんの！？
年齢の幅すごいな
何百年じゃん()— のぎ〜 あすかちゃんおつかれさま！ (@NOGIZAKA_fs) April 2, 2024
葬送のフリーレンのフリーレン役と
スパイファミリーのアーニャ役は
同じ種崎敦美さんがやってるんだが
ギャップありますよねぇ
知らないと同じ声優さんが
演じてるとは思えないんですけど pic.twitter.com/0ktY6RSGdZ— ★ぷーしゃん(ローマは一日にして成らず) (@fuzokuroudou) April 8, 2024
ではここから、アーニャとフリーレンを比べてみます。
< SPY×FAMILY アーニャ・フォージャー>
SPY×FAMILY
アーニャの原作のセリフは基本ひらがな。
種崎敦美さんは、技術的な面で無声音の母音まできちんと音にするよう心掛けました。
例えば、「スパイ」だと「SU」の「U」までちゃんと音にするなど。
演技自体は、子どもならではの素直さやその時の気持ちをマックスで出すことを大切にしたと語っています。
またアフレコの時は、ロイドやヨルとのやり取りに集中しあまり考えすぎないように演じていたそうです。
種崎敦美さんは、オーディションの際に母のヨルを受けようと思ったのですが、途中で1%でも可能性があるならとアーニャも受けてみようと両方のテープを送りました。
ヨルとアーニャ
その結果、スタジオオーディションにはアーニャの方で呼ばれることに！
合格した際は、なぜ自分がアーニャに選ばれたのか分からなかったそうですが、「SPY×FAMILYに出ることができる！」と大喜びしたそうですよ。
<葬送のフリーレン フリーレン>
葬送のフリーレン
「この作品は心に何かが降り積もっていく作品だと思う」と種崎敦美さんは話しています。
フリーレンは、1000年以上も生きているのに純粋で子どものよう。
種崎敦美さんは、フリーレンの魔法への想いや大切な人への想いも純粋、彼女の一番真中にある真っ白さはいつの時代もブレないと感じていました。
この部分を大切にして、作中、回想で時系列が飛んでも「1000年も生きているのでどんな日があってもいいじゃないか」と演じていたそうです。
全く異なるキャラクターをここまで上手く演じ分けることができる種崎敦美さん！！
因みに、彼女は「サンデーステーション」のナレーションもしています。
地声に近いこの声と、アーニャやフリーレンは全く違いますよね。
種崎敦美さんの素晴らしい演技力に、これからも目が離せません！
種崎敦美は天才！演技力がすごい！
天才！種崎敦美
種崎敦美さんは、その演技力と声の幅で「憑依型の天才声優」といわれています。
アーニャやフリーレンだけではなく、最近でいえば第2期の制作が発表された人気アニメ「薬屋のひとりごと」の玉葉妃とその娘・鈴麗や「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のダイも彼女が演じていますよね。
しかし、本人は天才という自覚は全くなく「努力型の凡人が必死で生きているだけ」とサラっと答えます。
そんな彼女が、キャラクターを演じている際に大切にしているのが、
- 固定観念に縛られず、血の通ったキャラクターがそこにいること
- 共演者の演技やリアクションに対して応えること
また、役者は直感型と論理型に分かれるといいますが、本人曰く「直感と論理の半々」だそうです。
原作を読んで自分が感じたことを大切にしながらも固定はせず、シーンや状況に応じて今までの経験や感情からヒントを探るといいます。
だからなのか彼女の声は、キャラクターに合わせて作り上げたというよりは、その場の雰囲気でキャラが自然に発したように聞こえるのでしょうか。
キャラクターの心情に寄り添い、作品の流れや共演者との調和の中で演じているんですね。
ここで彼女が演じた多種多様なキャラクターを見てみましょう。
- 魔法使いの嫁 羽鳥チセ
- 鬼灯の冷徹 芥子 ⇒元かちかち山のうさぎさん、狸への恨みは今も健在
鬼灯の冷徹/芥子
その他ご本家様です#声真似 pic.twitter.com/kXqPYmtOwA— まあ坊 (@maaa__boooo) October 8, 2023
- この音とまれ！ 鳳月さとわ 箏の家元の一人娘で箏曲界の天才女子高生
- わんだふるぷりきゅあ！ 犬飼いろは/キュアフレンディ
- ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ダイ
昨晩はインフィニティストラッシュドラゴンクエストダイの大冒険をプレイ
やる前からハードルが下がりまくってるゲームなので1000円ならアリかもと肯定的なのか批判的なのかよくわからない感想
やる事も少ないので3時間ほどでヒュンケル戦まで進める
映像はそんなに悪くない#ダイの大冒険 pic.twitter.com/0a5NVSm1UI— クロ@格ゲー パワプロ メガテニスト 型月厨 (@kurokurosawa618) April 7, 2024
- ただいま、おかえり 藤吉輝
こちら
ドラマCDに引き続き
藤吉輝(ひかり)くんの声を担当させていただきます！ひーくんが動いてる…(*´-`)
春からどうぞよろしくお願いいたします！#ただおか https://t.co/LpTG0CD2cV— 種﨑敦美(種崎敦美) (@tanezakiatsumi) January 22, 2024
ここに挙げただけでも、かわいい赤ちゃんや戦う少年、孤独な少女とスッとした女子高生、全く違った人物（と動物）が演じられています！
彼女は、第17回声優アワードで主演声優賞と助演声優賞を受賞した際にこう述べていました。
新しい世界を見せてくれるのも、知ったことのない経験をされてくれるのもキャラクターのおかげ。
今までに演じてきたキャラクターたちみんなが、今の声優・種崎敦美を作り上げてくれているんだなって改めて思いました。
自分が演じるキャラクターを大切にしているからこそ、「天才」といわれる演技力が培われたといえそうです。
これからも、彼女の確かな演技でファンを魅了して欲しいですね。
この先どんなキャラを演じてくれるのか、本当に楽しみです！！
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今回は、種崎敦美さんがどれくらい素晴らしく天才的な演技でファンを魅了しているのかを紹介しました。
下記には、他の情報をまとめています。
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