多井隆晴は若い頃(昔)に10年間も干されてた!最終学歴は高卒で大学には未進学!

多井隆晴は若い頃(昔)に10年間も干されてた!最終学歴は高卒で大学には未進学!

麻雀プロリーグ「Mリーグ2023-24」が今年も開催されます。

多井隆晴プロが所属する「渋谷ABEMAS」は2022-23シーズンで、悲願の優勝を果たしていますが、今シーズンはどこまでいくのでしょうか。

楽しみですよね!!

そんな「渋谷ABEMAS」を引っ張るベテラン・多井隆晴プロの

  •  若い頃(10年間干されていた)
  •  大学などの学歴

が気になります。

そこで今回は、多井隆晴プロの経歴に迫ります!!

多井隆晴の学歴【~1990年】

多井隆晴プロ

多井隆晴プロ

多井隆晴プロの学歴一覧です。

学校卒業/中退在籍
大学進学せず******
高校不明卒業1987~1990年
中学校不明卒業1984~1987年
小学校不明卒業1978~1984年

多井隆晴プロは1972年3月17日生まれの51歳。

3人兄弟の末っ子で、小学校から高校までずっと数学が得意な少年でした。

麻雀は小さい頃からゲームセンターで覚え、高校生になる頃には大人顔負けの腕前になっていました。

小学校から高校までどこの学校に通っていたかは不明ですが、東京都葛飾区出身なのでその近辺の学校に在学していたと思われます。

ちょうどバブル景気といわれる、1986年12月から1991年2月までの期間は中高生だったのですが、「数字が好きだから、銀行か証券会社に勤めよう。やるなら給料がいい方が良い」と、大学に進学せず高校卒業後に証券会社へ入社しています。

就職活動は、引く手あまただった時期なのでとてもやり易かったでしょうね。

多井隆晴の若い頃【1990~2016年】

多井隆晴プロ

多井隆晴プロ

1990年3月に高校を卒業した後、証券会社に入社した多井隆晴プロは、株券がまだデータ化される前だったので、手作業で株券を数えるなど多忙な日々を送っていました。

しかし、1991年入社して1年が経った頃バブル景気が崩壊します。

またその頃「証券保管振替制度」ができ、10時間かかっていた作業が2,30分でできるようになり、ありとあらゆるものが効率化されていく様を目の当たりにしたそうです。

そんな中、20歳になった多井隆晴プロは、私生活で麻雀に自信があったため麻雀プロに興味を持ちます

プロの試合を見学しに行き刺激を受けた彼は、「頑張ったら、プロになれるかも」と23歳で日本プロ麻雀連盟のプロテストを受験しました。

試験に合格しプロとなった多井隆晴プロは、会費や対局料を払わなくてはいけない現実に驚きます。

麻雀プロも将棋や囲碁のプロと同じように、対局料をたくさんもらえると思っていたそうです。

その後2年ほど証券マンとして働きながら、リーグ戦に参戦する生活を送っていましたが「麻雀は見ても楽しめるものだから、テレビで対局を観戦する時代が来る」と予見し、「その時トップになるため真剣に勉強しよう」と考え始めます。

そして、入社8年目の26歳で証券会社を退社しました。

退社後は麻雀ファンを喜ばせたいがため「解説できる麻雀プロ」を目指し、アナウンス学校やボイストレーニングに通い、話し方の勉強をしたそうです。

多井隆晴プロが話し上手なのは、こんな努力もあったんですね。

日本プロ麻雀連盟脱退騒動

2006年、多井隆晴プロはA1リーガーの現役王位のまま、土田浩翔プロ、阿部孝則プロ、河野高志プロらとともに日本プロ麻雀連盟を退会しています。

当時のことを本人のYouTubeチャンネル「たかちゃんねる」で話しています。

多井隆晴プロは、プロ連盟を辞めたくなかったけど辞めることになったそうです。

「プロ連盟を辞めなくていい」と言われ、それを信じてついて行ったのですが「騙された」と話しています。

当時、連盟を辞めた後の世界のことや、騙す人がいるということを知らなかった自分は「ピュアだった」と振り返っています。

  • こっちに来れば、麻雀界を変えられる
  • もっと麻雀界を大きくできる
  • もっと麻雀プロが幸せになる

などと言われたため、プロ連盟を退会したそうです。

しかし、結局新しい「麻雀機構」という組織は1年も経たずにダメになり、多井隆晴プロのプロ人生はそこで終わったと話しています。

その時瀬戸熊プロが理事会に「多井さんだけは連盟に戻せませんか」とかばってくれたのですが復帰は叶いませんでした。

多井隆晴プロは「絶対のし上ってやる」とは思っていたのですが、そんなことを言ってくれる友達がいたことを知り、「もう少し慎重になればよかった」と連盟を辞めたことを後悔したそうです。

動画の中では、プロ連盟にいた当時の年収を暴露しているのですが、多井隆晴プロは1,000人近くいた中で10人もいない理事だったそうで、年収は800万円ほどありました。(20年ほど前で土日しか働かず800万円ということは、現在に換算すると2,000万円くらいではないかと本人が語っています)

しかし、当然プロ連盟を辞めてからは仕事がなくなり、年収が0円になってしまったそうで、自分の力で仕事を作るしかなくなりました。

ちなみに、今でも多井隆晴プロはプロ連盟を辞めた自分のことを「クソ野郎だった」と思っているそうです。

鳳凰位・十段位 ⇒ 土田プロ

王位 ⇒ 多井プロ

マスターズ ⇒ 阿部プロ

↑↑のように現役でグランドスラムを持っている人が、その年に全員辞めたことは「やっちゃダメなことだった」と反省しています。

しかしその反面、そんな人たちが全員辞めたいと思う連盟だったと複雑な心境を露土していました。

RMU設立

その後2007年に、多井隆晴プロはRMU(リアル・マージャン・ユニット)の創設に携わり代表に就任します。

しかしそれ以降、業界からは完全に干されてしまい、約10年間不遇の時代を過ごすこととなりました。

この時テレビに出してもらえないことで欲求不満が溜まり「もう一度テレビに出してもらえるようになったら、絶対負けない!見とけよ!!」と思っていたそうです。

多井隆晴の現在【2016年~】

藤田社長と多井隆晴プロ

藤田社長と多井隆晴プロ

この後、サイバーエージェントの藤田晋社長との出会いが再起へとつながります。

藤田社長は、Mリーグを立ち上げた方であり、現在もMリーグのチェアマンを務めていますね。

元々、藤田社長は麻雀が強く、Mリーグ発足の前からプロを16人ほど集めて藤田リーグなるものを作って腕試しをしていたそうです。

当然多井隆晴プロは呼ばれていませんでしたが、「多井というすごい奴がいる」と小耳に挟んだ藤田社長が彼に興味を持ちます。

そこで、藤田リーグに多井プロを呼ぶと、彼は初出場で優勝するという実力を見せつけます。

そこから「多井プロはすごい人だ」と、藤田社長が関わるリーグなどに呼ばれるようになっていきました。

救世主、出現!!というわけです。

その後は、

  • 2016年~ RTDリーグ
  • 2018年~ Mリーグ『渋谷ABEMAS』

など活躍の場を広げています。

多井隆晴プロは、2018年、Mリーグのドラフトで渋谷ABEMASに一巡目で指名され、初年度は個人スコア首位に立ちMVPを獲得しました。

Mリーグ4年目となる2021-22シーズンでは、4着回避率で個人賞を獲得し、4年連続レギュラシーズン+200オーバーを達成しています。

そして、Mリーグ2022-23シーズンで悲願の優勝を勝ち取ります。

表彰台では「今が一番幸せです」と感極まっていました。

また、自身のYouTubeチャンネル「たかちゃんねる」でも活動し、チャンネル登録者数24.5万人と大人気となっています。

VTuberとの神域リーグなども有名ですよね。(若い人は、これを見て麻雀に興味を持つようですよ)

多井隆晴のプロフィール

ここで、多井隆晴プロのプロフィールを紹介します。

名前:多井隆晴(おおい たかはる)

多井隆晴プロ

多井隆晴プロ

生年月日:1972年3月17日(現在51歳)

出身地:東京都葛飾区

血液型:B型

プロ入会:1995年

所属団体:RMU

Mリーグ:渋谷ABEMAS

多井隆晴プロは、3兄弟の末っ子です。

これまで説明してきたように、2006年の日本プロ麻雀連盟退会、2007年のRMU設立・代表就任から、長く麻雀業界から干されてしまうこととなっていました。

約10年の時を経て、2016年の藤田社長との出会いが転機となり、現在では麻雀業界の第一人者ともいえるまでの存在になっています。

ここまで波乱万丈の麻雀人生を送っているプロ雀士も珍しいでしょう。

今度も、ますますの活躍を期待したいですね!

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