Adoのメジャーデビューきっかけ「金木犀」と「みゆはん」を解説!

Adoのメジャーデビューきっかけ「金木犀」と「みゆはん」を解説!

「うっせぇわ」でのメジャーデビューから、飛ぶ鳥を落とす勢いの歌い手Adoさん。

彼女のメジャーデビューのきっかけは、ボカロP・くじらさんの楽曲「金木犀」とコミュ障シンガーソングライターの「みゆはん」さんが関係しています。

そこで今回は、気になるAdoさんのメジャーデビューについて調査してみました!!

Adoのメジャーデビューきっかけ① 金木犀

Adoさんが注目されたきっかけは、ボカロPと活動しているコンポーザーの「くじら」さんからのオファーです。

2019年12月23日に配信限定リリースされた、楽曲「金木犀 feat.Ado」に参加しました。

これがきっかけとなり、多くのクリエイターの楽曲にボーカリストとして参加することとなりました。

くじら

ボカロP・くじら

ボカロP・くじら

生年月日:2000年3月2日(現在23歳)

  • 2019年4月1日にYouTubeとニコニコ動画にボカロ楽曲「アルカホリック・ランデヴー」を投稿し活動を始めています。
  • 「ねむるまちfeat.yama」はYouTubeで1800万回を超す再生数となっています。

  • 「春を告げる」はストリーミング累計再生回数1億回を突破しました。

現在ではSixTONESやDISH//などにも曲を提供しています。

その後もAdoさんはアルバム「狂言」で、くじらさん作詞作曲編曲の「花火」を歌っています。

そんなAdoさんは、小学校6年生の時に「カゲロウプロジェクト」というアニメ動画で、ボーカロイドに興味を持ったのが歌い手になるきっかけでした。

顔を出さずに歌声だけを聴いてもらえるスタイルが、自分にピッタリだと思ったそうです。

また、音楽の録音をする時は「クローゼットの中で歌う」そうです。

実家で録音するため、防音効果が高いと思えたクローゼットで録音していたそうですよ。

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく』のぼっちちゃん(後藤ひとり)みたいですよね(笑)

他にもAdoさんとぼっちちゃんは共通点がいくつもあるので、興味のある方はこちらの記事もご覧ください。

Adoのメジャーデビューきっかけ② みゆはん

Adoさんが事務所に所属するきっかけは、シンガーソングライターの「みゆはん」さんが、たまたまネットでAdoさんを見つけたことです。

みゆはんさんはAdoさんの歌声に惹きつけられ、事務所を通してAdoさんに接触しています。

みゆはんさんの強い推しで、代表の千木良氏が動いたんですね。(ファーストコンタクトの時期については2019年8月との情報がありますが、確証はありません。)

みゆはん

シンガーソングライター・みゆはん

シンガーソングライター・みゆはん

誕生日:1月31日

出身地:香川県丸亀市

身長:154㎝

血液型:A型

  • 2015年香川県から上京し、本格的に音楽活動を始めました。
  • 2017年2月22日ミニアルバム「自己スキーマ」でメジャーデビュー。
  • テレビアニメ「けものフレンズ」のエンディング曲を担当しています。
  • テレビアニメ「八月のシンデレラナイン」では、オープニング曲「エチュード」の歌唱と声優として能見志保役を担当しました。

映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル」挿入歌「会いたくて」の作詞作曲を担当し、Adoさんが歌唱しています。

そしてAdoさんは2020年6月、この芸能事務所「クラウドナイン」に所属します。

2020年10月10日、ボカロPのsyudouさんが作詞作曲した「うっせぇわ」で、ユニバーサルミュージックからメジャーデビューしました。

その後、Adoさんの活躍は留まることを知らず、2021年「日本レコード大賞」では特別賞を受賞し、2022年にはファーストアルバム「狂言」、劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」のウタの歌唱を担当します。

劇中歌を収録したアルバム「ウタの歌ONE PIECE FILM RED」の「新時代」は、日本の楽曲として初の全世界1位になりました。

Adoの所属事務所 クラウドナイン

芸能プロダクション

設立:2019年2月設立

所在地:東京都渋谷区神宮前1-5-10神宮前タワービルディング

事業内容:アーティストマネージメント及び音源制作等

ボカロPやイラストレーターを多く抱えています。

株式会社ハイスピードボーイズで、GReeeeNなどのマネジメントをしていた千木良卓也氏が独立して設立しました。

主な所属アーティスト

  • Ado(シンガー)
  • Iga kitty(映像クリエイター)
  • 伊根(ボカロP)
  • みゆはん(シンガー・作詞作曲)
  • Misaki(シンガー・作詞作曲)
  • ORIHARA(映像クリエイター・イラストレーター)

Adoはデビュー前「ニートになるかもしれない」と考えていた!

Adoさんは18歳の時にインタビューで、「社会に出てもまともに働ける自身がなく、ニートになるかもしれないと思っていた」と話しています。

高校生の時に「将来自分は何をやっているのだろう」と考えたことがあり、その時点でコンプレックスの塊で陰キャだったため、自分がテキパキ働いている姿を想像することができず「絶対ニートだな」と思ったそうです。

しかし、「何かをやらなくてはダメだ」とも思っていたようで、続けている歌い手としての活動で「爪痕を残すようなカッコイイことをしよう!」と思い立ったといいます。

そして「18歳までにZepp DiverCityでワンマンライブをします!」とYouTubeで宣言しました。

この後コロナ禍になり目標達成が難しくなってしまいましたが、メジャーデビューを掴むことができ「これは大きな爪痕になる!やった!!」と思ったそうです。

Adoさんは小学校6年生のころから歌い手に憧れ、中学2年生の時に初めてボカロ楽曲の「君の体温」の歌ってみた動画を投稿しています。

独学で動画投稿を学んだため、悪戦苦闘している間に中学2年生になっていたそうです。

匿名性の高い歌い手としての活動しようと考えたのは、「勉強も運動も苦手で、何も取り柄がない『陰の陰の陰』の人間である自分が、顔出しをして活動するのは絶対に無理だから、顔も本名、住んでいる所も明かさずネット上で活動し、たくさんの人に評価される歌い手ならできる」と思えたからだとか。

そんなAdoさんは、「夢が見つからない、夢はあるけどどうしたらいいかわからない」という若い人たちに向けて、自分の経験から「まずはとにかく動くことが大事」と話しています。

中学2年生の時に、動画投稿していなければ、間違いなく今はニートになっていた」と思うそうです。

Adoさんの座右の銘は「たぶん大丈夫」。

ネガティブな感情が襲ってきても、失敗してもいいから「たぶん大丈夫」という精神で、とにかく何かをやって前へ進むことが大切だと話していました!!

ところでAdoさんは、人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」の月曜1部を担当しています。

「20歳の明るい陰キャ」として、独特な世界を繰り広げていますよ。

Adoさんのおしゃべりと、流れる楽曲とのギャップが魅力的なんです。

昔パーソナリティを務めていた中島みゆきさんのようです。(中島みゆきさんの音楽性と、おしゃべりのギャップがすごくて超面白かったです)

一度聴いてみては?

中学2年生で動画を投稿し活動を始め、ボカロPの「くじら」さんから誘いを受け、その後シンガーソングライターの「みゆはん」さんが見出して、事務所に所属しメジャーデビューできたAdoさん。

陰キャでも行動すれば、何かが掴めるということを証明しています。

これからもAdoさんの活躍を応援していきたいですね!!